小4からの「学び」について、お話させてください
中学受験をしない使徒たちにとって、小4から小6の時期に「必死」の勉強は必要でしょうか?私たちの答えは「否」です。小学生は何かを犠牲にすることなく、小学生らしい生活を楽しんでくれれば基本的にOKでしょう。
ただし、小4から小6の間の時期、勉強面ではたくさんの「罠」が待ち受けています(その罠に小学校の先生がたの多くは無頓着であると感じることもあります)。その「罠」にはまると、しばらくの間(ときには一生の間)、罠にはまったダメージから抜け出せなくなってしまいます。その「罠」とは何か。いろいろとあるのですが、わかりやすいのは「間違ってはいけない」という考え方です。確かに通常の小学校では「間違ってはいけない」問題を多く学びます。しかし、生徒側からみれば、間違うことには理由があるのです。理由があっての間違いを「駄目じゃん」で済まされてしまうことが多くなってしまっているようです。
私の授業では、生徒の間違いはすべて「宝物」として扱います。なぜ間違ったのか、は現時点における生徒の間違いやすいポイントの把握にも役立ちますし、今後の指導方針の指針となります。もちろん私のいたらなさを指摘する告発ともなり得ます。そうしたものはすべて、私の宝物となり、そしてもちろん、学ぶ生徒の宝ともなっていくのです。
ほとんどの小学生にとって、「勉強とどう向き合っていくか」などを考えるのは難しいことです。そこを理解させてあげるのは、経験豊かな大人の使命でしょう。Gritでは、大人の役目を果たしつつ、生徒に成果を掴んでもらうことを心掛けています。小学生の時から塾に通ってくれた生徒の多くが「学ぶ喜び」を感じてくれるようになっています。
セミナーでは、私の指導方針、指導方針の背景、それを生み出した経験、そしてそれらから生まれてきた数多くの成果。そのようなことを質疑応答などもまじえながらお話させて頂ければと考えています。ご来場をお待ちしております。(文責前田)

